ロマーノ（Romano）

1890年から続くワイン造り

ロマーノ社は何世代にも渡りブドウ栽培と上質なワイン造りに専念してきたロマーノ家が、シチリア・パレルモの丘に1980年代半ばに設立しました。
ロマーノ家のワイン造りの歴史は少なくとも2世紀前に遡り、1890年、最初のブドウ畑の正式な公的取得証書が残されています。パレルモ・ボルゲット市の上流地域にあるささやかなブドウ畑から始まったその事業は、現在も、アルカモとモンレアーレというD.O.C. の地域にあるコントラーダ・カンブーカの畑で受け継がれています。

農学者であるアンジェロ・ロマーノが社長を務め、妻ジュージは広報を担当、息子のレナートはワイン生産プロセス全体に目を配り、娘のガイアはシチリアのテロワールの価値を国外に伝えるという使命のもと輸出に取り組んでいます。

カステッランマーレ湾の素晴らしい景色を臨むコントラーダ・ラモッタの丘に近年新たに建設した醸造施設で、最新鋭の醸造技術と歴史ある豊富な経験、専門的な農学知識を組み合わせ、高品質のワインを国際市場に送り出しています。

ブドウ栽培においても、ブドウの品質を最大限に引き出すため、 1ヘクタールあたりの密植率を増やし、かつ１株あたりの収穫量を減らすという手法を用いています。